泡沫

どうも、とりあえず自分の好きなものについて適当に語るだけの簡単なブログです。暇な人や物好きは見てってね。

ウルトラマンダイナでお気に入りの怪獣。

久しぶりに記事を書くが、今回はウルトラマンダイナで個人的にお気に入りの怪獣を挙げてみたいと思う。(順番は各話登場順) 

変異昆虫シルドロン 

第5話に登場した昆虫怪獣であり、序盤でありながら予知能力というチートを持った強敵。高純度エネルギー施設を襲撃したときに、パイプからガブ飲みするのだが、なくなった時にパイプをゆすったり残りがないか目で確認するのが、ユーモラス。 

吸電怪獣ギアクーダ

第9話に登場する電気を吸い分裂する性質を持った怪獣。序盤に突然、謎の遺跡から現れ、最期もダイナに自分から倒されるように頼むような仕草を見せるなど、全体的に謎が多く、序盤からダイナやスーパーGUTSと激しい戦闘を繰り広げたのもあって、印象に残る怪獣。 

破壊獣モンスアーガー 

第11話に登場する何者かがメラニー遊星内に残した生物兵器。見た目のカッコよさや浪漫あふれる設定に個人的には惹かれるものがある。戦闘面においても、ハネジローのアシストで弱点を突いてようやく勝利するなど、強敵感は満載。弱点が頭頂部の皿という分かりやすい位置にあるのはご愛敬。 

知略宇宙人ミジー星人 

第13・30話・OVに登場する地球侵略をたくらむ間抜けな宇宙人トリオ()。 

一人一人のキャラが濃く、こいつらの出てくる話の面白さも相まって、平成3部作の宇宙人でも特にお気に入りである。(特に30話の侵略の脚本は個人的にダイナで特に好きな話である。)…それにしても、二つ名のギャップと名前の由来が地味にひどい(^^;。 

ハイパークローン怪獣ネオザルス 

第16話に登場する無人島に眠っていた怪獣に様々な怪獣の遺伝子を組み込み誕生したロマンあふれる怪獣。その設定や全身トゲに覆われた正統派で強そうな見た目、実際にシルバゴンを楽々と倒しダイナも追い詰める強敵っぷりがたまらない。(あのストロングタイプが唯一ジュンスにパワー負けした相手でもある。)ちなみに光線技を打つときのポーズが後にネクサスにまんま登場していたりもする。  

凶獣姑獲鳥 

第19話に登場した電離層に潜む中国の伝承に伝わる怪物に似た姿を持つ怪鳥。女性と鳥を混ぜた不気味な見た目とティガとの繋がりを明確に示した本編の内容も相まって印象に残る。ダイナとの戦闘シーンもティガのガゾートⅡ戦のセルフオマージュが随所にあるので比べてみるのも一興。 

彗星怪獣ガイガレード 

第29話に登場する巨大彗星の中に潜んでいた宇宙怪獣。話の本筋にはほとんど関わらないが、名前や見た目のカッコよさや、出自の謎っぷり、戦闘面でもしっかりとダイナを追い詰めるなど、個人的にはお気に入りの一体。本編もダイナでは特に面白い話なので是非とも見るべし。  

宇宙格闘士グレゴール人 

第31話に登場する強敵を求めて宇宙を放浪する武闘派宇宙人。よくいる偽ウルトラマン枠なのだが、ダイナに変身する理由が自分が侵略宇宙人だと誤解されないというのが異色であり、本物のダイナとの激しい戦闘や、負けた後も潔く自分の敗北を認め去っていくのが武人気質を感じられ、ミジー星人とは別の意味で印象に残りやすい宇宙人である。(モンスアーガーをかませにしたのは複雑であるが…。)

超宇宙合成獣ネオジオモス 

第36話に登場する宇宙船を取り込んだスフィア合成獣ジオモスが脱皮しさらにパワーアップした姿。前形態のジオモスもダイナを倒すなど強敵であったが、このネオジオモスがダイナとスーパーGUTS、そして旧GUTSのメンバーが一丸となって戦い、ようやく倒した強敵であり、ティガのキャラクターが本格的に登場し話に絡んでくる本編や、その王道的な見た目や強さ、新作と旧作のキャラが集合し共に戦うという熱い展開も相まって、スフィア合成獣の中でも特に印象に残りやすい存在である。(まぁ、ジオモスの方が強敵感があったのは否定できないが。)

電脳魔神デスフェイサー 

劇場版に登場する巨大戦艦が侵略者に乗っ取られ変形したロボット怪獣。戦艦からロボット携帯へと変形するシーンの完成度の高さや、劇中においてダイナを破り、アスカにトラウマを抱かせるほどの強さから、中ボス的な立ち位置ながらも映画の中で特に人気に高い怪獣である。人間の作り出した存在が敵に乗っ取られ人間に牙を向ける結果になるのは後のゼルガノイドにも見られる展開であり、人間の所業について考えさせられる存在でもある。 

 

このように、ダイナ怪獣は平成怪獣の中でも特にマイナーな印象があるが、上記に挙げた以外でも魅力的な怪獣は決して少なくなく、ダイナ本編に少しでも興味を持っていただけたら幸いである。